バッテリーの販売・交換は株式会社シグマ｜お役立ちブログ

2023年04月01日

車のバッテリーは自動車にとって欠かせない部品の1つです。
バッテリーが放電されると、エンジンがかからなくなったり、電装品が動かなくなったりするため、適切な充電方法を知っておくことが重要です。

本記事では、車のバッテリーを適切に充電するための基礎知識、最適な充電方法や時間について解説します。

車のバッテリーを充電に必要な時間は？

車のバッテリーを充電する時間は、バッテリーの種類や容量、充電方法によって異なります。
バッテリーの充電時間を正確に知ることは、バッテリーを長く使うために必要な知識です。

一般的に、クルマのバッテリーを完全に充電するには、約5時間程度の時間が必要とされています。
ただし、バッテリーが完全に放電された場合は、充電にかかる時間が長くなります。
充電時間は、バッテリーのキャパシティや充電器の充電能力によっても異なります。

そのため、時間に余裕があるのであれば10時間程度は見積もっておく方が良いと言われています。

また、バッテリーによっては急速充電ができるものもあります。急速充電した場合は20分ほどかかります。

しかし、急速充電を繰り返し行うとバッテリー寿命が短くなる場合があります。加えて、急速充電は30分以上行ってはいけません。
急速準電はあくまで応急処置だという点を認識してください。
急速充電は頻繁に行うのは避け、バッテリーの状態や必要性に応じて行うようにしましょう。

バッテリーの回復方法

バッテリーが放電してしまった場合は、以下の方法で回復させることができます。

ブースターケーブルで充電する

ブースターケーブルを使って、他の車のバッテリーから充電を受けることができます。
ただし、正しくつながっていないと爆発する危険性があるため、注意が必要です。

また、ブースターケーブルは、バッテリーの寿命を短くする原因になってしまうことがあるため、よく確認して使用しましょう。

何もないならロードサービスに連絡を

バッテリーが完全に放電してしまった場合は、自力で充電することができないため、ロードサービスに連絡をすることをおすすめします。
ロードサービスでは、ブースターケーブルを使ってバッテリーを充電することができます。

ロードサービスには、自動車保険に加入している場合や、有料の加入などの方法がありますので、自分にあった方法を選びましょう。

走行で効率よく充電するコツ

車を走行させることで、エンジンから発電された電力でバッテリーを充電することができます。
ただし、効率よく充電するためには、以下のコツがあります。

10分程度アイドリングさせてから走行する

車を始動した直後は、エンジンから発電される電力がバッテリーの充電に使われず、電装品の動力に使われてしまいます。
そこで、10分程度アイドリングさせてから走行することで、バッテリーへの充電効率を高めることができます。

エンジンを止めずに30分程度走行する

エンジンを止めたまま長時間停車すると、バッテリーが放電してしまいます。
そこで、エンジンを止めずに30分程度走行することで、バッテリーを効率よく充電することができます。

これは定期的に行うようにしましょう。
駐車場に長期間放置したままの状態はバッテリーの蓄電に対して一番悪い状態であると言えます。

室内灯やエアコンなどの電装品は控えて走行する

室内灯やエアコンなどの電装品は、電力を多く消費するため、使用するだけでバットリーの電力を消費してしまいます。
もちろん、バッテリーを充電する際に電飾品をつけておくことは厳禁です。バッテリーを効率よく充電するためには控えましょう。

また、エアコンを使用する場合は、風量を下げたり、温度を調整することで、バッテリーを節約することができます。

バッテリーは定期的な交換・点検を実施しましょう

バッテリーは寿命があり、交換が必要になる場合があります。
また、バッテリーの寿命を延ばすためには、定期的な点検が必要です。
バッテリーの点検は、自動車整備工場などで行うことができます。

また、バッテリーの寿命は、使用状況や充電方法などによっても変わってきますので、注意が必要です。
バッテリーは消耗品だという考えのもと、定期的に点検、交換も視野に入れておく必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自動車のバッテリーは急速充電の場合、20分ほどで完了しますがあまりおすすめする方法ではありません。
しっかりと充電しようとすると5時間、余裕を見ると10時間ほどかかってしまいます。

バッテリーを回復させる手段も様々あり、一般的にはブースターケーブルを用いる方法となりますが、いざというときにはロードサービスに依頼してしまうのも一つの選択肢となるかもしれません。
バッテリーを蓄電しておくためにアイドリングを10分間してから走行する、30分は定期的に自動車を走らせるといった方法も防止策としてはあり得ます。

そもそも、こうした事態を防ぐためには駐車時に車内オプションを多用しない、自動車は頻繁に稼働させると言った工夫が必要です。

いざというときにエンジンがかからなくなったという状況を防ぐためにも日頃から気をつけておくようにしましょう。

以上、車のバッテリー充電時間についての基礎知識と、効率よく充電するための方法について解説しました。
適切な充電方法を実践することで、バッテリーの寿命を延ばし、トラブルを未然に防ぎましょう。