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リチウムイオンバッテリーで車中泊・キャンピングカーがもっと快適に

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2023年04月04日

近年、キャンプ、車中泊などアウトドアが注目されてきています。
そのような時に力を発揮してくれるのが外部接続用のサブバッテリーです。
サブバッテリーがあれば、照明、インターネット、その他電力を必要とする場面で、その力を存分に発揮してくれることでしょう。

中でもリチウムイオンバッテリーは一目置かれる存在となっています。
しかしながら、最近注目されてきつつあるだけあり、従来のバッテリーとどこが違うのかよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はリチウムイオンバッテリーの特性、優位性について解説します。

本記事を読むことで、リチウムイオンバッテリーがなぜ注目されてきているのか、そのメリットは何か、充電方法、注意すべき点などについて知ることができます。
それでは早速解説していくことにします。

リチウムイオンバッテリーで車中泊・キャンピングカーがもっと快適に

リチウムイオンバッテリーが注目されている理由

最近、リチウムイオンバッテリーの需要が急増しています。その理由は、以下の通りです。

消費電力の大きい家電の搭載ニーズが高まっている

キャンプや車中泊の際には、照明、冷蔵庫、スマートフォン、Wi-Fiルーターなどあらゆるものに対して使用したいという需要が高まっています。
特に、冷蔵庫、照明などは消費電力が高いものが多くなっています。

こうしたニーズに対して自動車のバッテリーだけでは対応することができません。
そのため、大容量のサブバッテリーが求められているのです。

リチウムイオンバッテリーが車中泊に適した理由

車中泊やキャンピングカーでの利用にリチウムイオンバッテリーが適している理由は以下の通りです。

電圧変化が少ない

リチウムイオンバッテリーは電圧変化が少ないため、安定した電力供給が可能です。
これにより、故障や破損を防ぎ、安心して使用することができます。

一方、鉛電池は電圧変化が激しく、使用時間が長くなればなるほど電圧が急激に落ちてきます。
その点で、リチウムイオン電池の電圧変化が少ない点は大きなメリットとなります

軽量で省スペース

リチウムイオンバッテリーは従来の鉛蓄電池よりも軽量で、スペースをとらないため、車中泊やキャンピングカーでの利用に適しています。

従来の鉛電池の場合、高出力をさせたければ、その分だけバッテリーを持ち込む必要がありました。
しかも、鉛電池自体、重量があるため持ち運びに不便な面がありました。

しかし、リチウムイオンバッテリーは高出力で、且つ軽量化されているため取り扱いしやすいというメリットがあります。

長く使える

リチウムイオンバッテリーは、従来の鉛蓄電池に比べて、寿命が長く、メンテナンスが不要です。
一方で従来の鉛電池は劣化が早く、交換サイクルが早いと言えます。
こうした理由からリチウムイオンバッテリーが利用される機会が増えているのです。

急速充電が可能

リチウムイオンバッテリーは急速充電が可能で、充電時間が短いため、充電の手間を省くことができます。

リチウムイオンバッテリーの充電方法

リチウムイオンバッテリーの充電方法は以下の通りです。

走行充電

自動車の走行中に発電機が発電し、バッテリーを充電する方法です。
充電するためにはメインバッテリーとの間に走行充電器を設置する必要があります。

しかし、走行時には確実に電気を発生させることができるため一番確実で、且つ安全な方法であると言えるでしょう。

太陽光発電

太陽光発電パネルを利用して、電気を発生させ、バッテリーを充電する方法です。
ただし、ソーラーパネルのみでは電気を使用することはできません。
蓄電が必要なためです。

また、ソーラーパネルの仕様にあった充電コントローラーが必要となります。
悪天候時には発電効率が著しく低下する点にも注意が必要です。

自宅のコンセントから充電する

自宅のコンセントを利用して、バッテリーを充電する方法です。
マルチチャージャーを使って、安定的かつ効率よく充電できます。

ただし、充電中は発熱量が大きくなりますので火事などに注意しましょう。

オートキャンプ場やRVパークを利用する

オートキャンプ場やRVパークで、充電設備を利用して、バッテリーを充電する方法です。
有料ではありますが、確実に充電できる点がメリットです。
道の駅の中にはこうしたサブバッテリーが充電可能な場所もあります。

車中泊でリチウムイオンバッテリーを長持ちさせるには?

車中泊でリチウムイオンバッテリーを長持ちさせるためには、以下の点に注意する必要があります。

高温多湿を避ける

高温多湿、特に暑い時期に直射日光が当たる場所に置いて使うと、内蔵されたリチウムイオン電池が熱を持ちます。
熱を持ったまま使用したり放置したままにすると、電池劣化の原因になります。
バッテリーの寿命が短くなるため、高温多湿の場所は避け、風通しの良い場所で使用するようにしましょう。

継ぎ足し充電は問題ない

リチウムイオンバッテリーは、継ぎ足し充電しても問題ありません。
定期的に充電することで、寿命を延ばすことができます。

よく言われるのが、「蓄電量の〇〇%を切るまで充電はしない方が良い」という言葉です。
しかし、これは全く根拠がありません。

充電しながらの使用は非推奨

継ぎ足し充電は問題ないのですが、充電しながら放電する(バッテリーを使用する)のは、バッテリーに負荷をかけバッテリーの寿命を短くします。できるだけ避けるようにしましょう。

リチウムイオンバッテリーで車中泊・キャンピングカーライフを豊かに

リチウムイオンバッテリーは、車中泊やキャンピングカーでの利用に適したバッテリーです。
エンジンを停止させた状況で電源供給ができるのはもちろんですが、持ち運びに便利で急速充電も可能と多くのメリットがあります。

一方で、給電方法や取り扱いに関しては注意すべき点もあります。
とはいうものの、自動車のバッテリー、鉛バッテリーに比べ圧倒的に利用価値が高いリチウムイオンバッテリーは利用する価値が高いと言えるでしょう。

車中泊、キャンピングカーのみならず広くアウトドアで使用頻度が高くなるリチウムイオンバッテリーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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