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車のバッテリー充電で空ぶかしはおすすめ?実施時の注意点とAT・MT別の流れを解説
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2023年06月22日
「車の空ぶかしでバッテリーを充電できるって本当?」
「実際に充電する方法を教えてほしい!」
そう悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回は車のバッテリー充電で空ぶかし実施時の注意点と、AT・MT車別の流れを解説します。
バッテリートラブルでお悩みの方は本記事をぜひ参考にしてください。
車の空ぶかしとは?
空ぶかしとは車が停止した状態でエンジンをかける行為です。
以前までは行う方は見受けられましたが、最近ではめっきり見なくなりました。
それもそのはず、車の性能が変わって空ぶかしは不要になったのです。
最近の車はエンジンに燃料を送り込む供給量が自動調整されるため、わざわざアクセルを吹かし、燃料を送り込む空ぶかしは不要となりました。
そのため、現代の空ぶかしはデメリットも多いのが現状。
とはいえ、バッテリー上がり後に充電できるメリットがあります。
実施時は注意点を確認して正しく行っていきましょう。
車のバッテリー充電で空ぶかしをする際の注意点
ここからは空ぶかしをする際の注意点について解説します。
ときに周囲へ迷惑となる場合もあるため、あらかじめ注意点を確認しておきましょう。
所要時間を押さえておく
空ぶかしでバッテリーを十分充電させるには1時間程度要します。
エンジンをかけた状態で1時間車内にいなければなりません。
数分で終わる作業ではないため、時間に余裕を持って実施していきましょう。
尚、自治体によってはアイドリング・ストップを義務付けている場合もあります。
行う際は必ず各自治体のルール確認が必要です。
電気・機械系統の電源は切っておく
空ぶかしする際は電気・機械系統の電気を切る必要があります。
なぜなら、空ぶかし中に車のエネルギーを消費してしまうと、充電の効果が薄くなるからです。
充電時間はさらにかかり、1時間では済まなくなります。
具体的には「エアコンを切る」「カーナビを停止する」「社内のライトを切る」など、車の負荷を抑える必要があるのです。
とくに夏場は車内が暑くなってもエアコンは使えないため、時期を考えて実施していきましょう。
実施場所・時間に配慮する
空ぶかしは自分自身の想像以上に音が目立ちます。
街が静まり返った夜中や早朝に行うと、空ぶかしの音は周囲に響いてしまうもの。
騒音トラブルを避けるためにも、実施場所や時間帯には配慮していきましょう。
自治体によって空ぶかしが認められている場所もあるため、十分確認が必要です。
車のバッテリー充電で空ぶかしをする流れ(AT車)
続いてはAT車で空ぶかしする際の流れを解説します。
具体的には以下の流れです。
1.周囲の状況を確認する
2.ギアを「P」もしくは「N」に入れる
3.サイドブレーキが引かれているか確認する
4.回転が2000になるまでゆっくりとアクセルを踏む
あとは激しいエンジン音が鳴っていれば問題ありません。
車のバッテリー充電で空ぶかしをする流れ(MT車)
MT車の場合も基本的にAT車の手順と変わりません。
しいていえば「2」の部分が異なります。
MT車は「N」もしくはクラッチを切った状態で行いましょう。
車のバッテリー充電で空ぶかし以外の方法3選
ここからはバッテリーが上がった際に、空ぶかし以外の対処法を解説します。
あらかじめポイントを押さえておけば、いざというときに安心です。
ロードサービスに依頼する
最もかんたんで安全なのはロードサービスへの依頼です。
トラブルが起きた際はプロに頼むのが先決。
全国24時間365日対応しており、スピーディーに対応してくれます。
車の知識が薄い方は迷わずロードサービスへ依頼しましょう。
人から電力を供給してもらう
ロードサービスの依頼を待てない方は、人から電力を供給してもらう方法もあります。
ブースターケーブルと呼ばれる配線でバッテリー同士をつなげば充電可能です。
ただし危険を伴う作業のため、知識が無い人は避けましょう。
ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターとは緊急充電装置です。
いわゆる車のモバイルバッテリーであり、持っているだけで便利な装置と言えます。
使い方はバッテリーにケーブルをつなぐだけ。
スマホの充電にも使えるため、車に乗る方の必需品です。
まとめ
車の空ぶかしはAT車でもMT車でも可能です。
ともに手順は簡単であり、誰でもすぐに実践できます。
しかし、自治体によってルールがあり、中には空ぶかしが禁止されている地域も。
実施する場合は条例を確認し、周囲に配慮して行いましょう。